精撰答練の「実力養成編」に入ってから、勉強の空気が一段変わった気がします。
頻出論点記述編とはまた違い、実力養成編になると、毎回「試験範囲」が一応決められている。
もちろん記述は全範囲が絡んできますが、少なくとも択一については、
「今回は民法のこの範囲」
「次回は会社法のこの範囲」
というように、出題範囲が区切られているのです。
そして、この形式が12回分続く。
これはある意味で、かなりありがたい。
というのも、司法書士試験の勉強で一番難しいのは、結局、
全範囲をどうやって回すか
だからです。
■ 答練のスケジュールに合わせて復習する作戦
そこで僕は考えました。
「せっかく範囲が指定されているなら、この答練スケジュールに合わせて、全範囲を復習しよう」
実力養成編を軸にして、答練の範囲をそのまま復習範囲にしてしまえば、自然と全科目が回る。
いわば、答練をペースメーカーにする作戦です。
これは、独学でやっているときにはなかなか難しい。
「今日は何をやろう」
「次はどこを復習しよう」
と迷う時間が生まれますし、結局、自分の得意科目ばかりやってしまうことも多い。
だから、答練の範囲指定は、ある意味で道しるべになります。
■ 時間がないので「ケータイ司法書士だけ」で予習してみた
ただ、現実問題として時間がない。
そこで予習は、できるだけシンプルにしようと思いました。
結論として、
ケータイ司法書士だけで予習する
という方針に決めました。
ケータイ司法書士は情報が整理されているし、持ち運びもしやすい。
時間がないときの復習には最適です。
そして、第1回はそれでうまくいきました。
第1回目の択一は、結果も良かった。
「これでいけるかもしれない」
そんな感触がありました。
■ しかし第2回で崩れる
ところが、問題は第2回。
精撰答練では、択一35問が出題されます。
LECの基準としては、
予習をした人なら24問以上正解が望ましい
と言われています。
そして、今回も自分なりに予習して臨みました。
ところが結果は……
■ 18問しか解けなかった
残念ながら、
35問中、18問正解。
正直、これはショックでした。
もちろん、難問も混ざっているでしょう。
でも、それを差し引いても、取るべき問題で落としている感覚が強かった。
「え、予習したのにこの点数?」
という気持ち。
第1回が良かっただけに、落差が大きく、余計にダメージを受けました。
■ LEC曰く「予習の仕方が悪い」
答練後にLECの説明を聞いていると、
「点数が取れないのは予習の仕方が悪い」
という話が出てきます。
なるほど、確かに。
予習して点数が取れないなら、勉強法に問題がある。
ただ、ここで思ったのは、
「ケータイ司法書士で予習しているのに、なぜ解けないのか?」
という疑問でした。
■ 検討してみて分かったこと
そこで、自分なりにしっかり検討してみました。
すると、一つの結論が見えてきました。
それは、
ケータイ司法書士を完璧に仕上げても、問題が解けない場合がある
ということです。
もちろん、難問や、やや難問を除いた話です。
つまり、
「これは解けなくてはいけない」
というレベルの問題に限っても、ケータイだけでは拾いきれない部分がある。
これが今回、はっきり分かりました。
■ 「答えが出ればいい」では足りない
択一の勉強ではよく、
「答えが出ればいい」
「捨てるべき選択肢は見なくていい」
と言われます。
つまり、4択のうち正解肢を見つけたら、他の肢は深追いするな、という考え方です。
確かに、時間がない中で効率を求めるなら、これは正しい。
僕も、基本的にはそのスタンスで勉強していました。
でも、それでも足りなかった。
特に、債権法あたりは範囲が広すぎる。
- 契約
- 債務不履行
- 解除
- 危険負担
- 弁済
- 相殺
- 保証
- 連帯債務
- 不法行為
次から次へと論点が出てくる。
そして、その広さゆえに、ケータイだけでは拾えない穴がどうしても残る。
今回の18問という結果は、まさにその「穴」に落ちた感じでした。
■ 講座の過去問集を見たら、やはりあった
そこで、試しに講座の過去問集を見てみました。
すると、やはりあります。
「あ、これ載ってる」
「この論点、ここで整理されてる」
「ケータイには詳しくなかった部分だ」
という部分が、普通に存在していました。
つまり、今回の結論としてはこうです。
■ ケータイ+過去問集(講座準拠版)が必要
ケータイ司法書士だけでは、答練レベルの択一を安定して取れない。
だから、
ケータイ司法書士+過去問集(講座準拠版)
この二つを使って、ざっとでも予習しておかないと、
「解けるはずの問題」すら落とす。
そういうことが分かりました。
フルバージョンの過去問集を全部回すのは現実的ではないけれど、
少なくとも講座準拠版の過去問集を併用すれば、穴を埋められる。
これは大きな発見でした。
■ 時間はかかる。でもやるしかない
もちろん、これをやれば時間はかかります。
ケータイだけで予習するよりも、負担は増える。
ただ、答練で点数が取れないのはもっと苦しい。
点数が取れないと、自信が削られる。
そして、スケジュールが崩れる。
だから、ここは割り切るしかありません。
多少時間がかかっても、
「解けるものを落とさない」状態を作る。
それが優先です。
■ おわりに:方法を修正できたのは収穫
第2回は正直、痛かったです。
でも逆に言えば、ここで壁にぶつかったことで、
「ケータイだけでは足りない」
「予習の組み立てを変える必要がある」
という現実が見えました。
この発見は、今後の勉強を軌道修正するための大きな収穫です。
時間はかかるけれど、うーん……。
頑張ってみるか。

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