答練を受けていると、毎回感じることがある。
それは、択一の解説がやたら丁寧に作られているということだ。
LECの答練の択一解説には、各問題ごとに「この知識はどの教材の何ページに載っているか」が書かれている。具体的には、
- 初級講座用ブレークスルー
- 実践力PowerUp講座テキスト
- パーフェクトローラー講座
- 択一ターゲット攻略講座
この4つについては、ほぼ全ての問題で、該当ページが明記されている。
これがかなり便利で、「この問題はどこで復習すればいいか」が一目でわかる。答練というのは、間違えた問題をそのままにしておくと、ただの「受けっぱなし」になってしまう。しかし、どの教材に戻ればいいかが明確だと、復習が圧倒的に効率化される。
ただ、ここで少し気になったことがある。
それは、Vマジックが載っていないという点だ。
答練の解説を見る限り、ブレークスルーなどLECの講座教材については丁寧にページ指定があるのに、Vマジックには触れられていない。つまり、解説を読んでも「Vマジックのどこを見ればいいか」がわからない。
おそらく理由は単純で、VマジックはLECの教材ではなく、三省堂から出版されている市販書だからだろう。LECの講座テキストとは扱いが違う、ということなのだと思う。
でも、これについてはそこまで残念に思っていない。
なぜなら、Vマジック自体の完成度がかなり高いからだ。
少なくともブレークスルーと比べても、遜色がない。
むしろ、部分的にはVマジックの方が説明が深いところもあり、「あ、そこまで書いてくれるんだ」と助かることもある。
もちろん、答練の解説にページが載っていれば便利なのは間違いない。
ただ、それがないからといって「Vマジックでは足りない」と感じることはない。
むしろ、自分の中では「この教材で戦える」という感覚がある。
今の復習の軸は「ケータイ司法書士」
そして現時点の学習スタイルは、答練を中心に回している。
ただし、復習のメイン教材はVマジックではなく、ケータイ司法書士だ。
今の時期は、答練を受けながら、ケータイ司法書士を軸に復習している。
理由は単純で、ケータイ司法書士は「確認」が速い。
答練を受けた後、間違った問題が出たら、まずやることは決まっている。
① まず答練を受ける
当然ながら、答練は「本番を想定した実戦」。
知識を入れるための勉強とは違って、今の自分の弱点がはっきり出る。
問題を解いている最中は、できたつもりでも、解説を読むと「理解が曖昧だった」ことが露呈することが多い。
そして、答練の価値はここからだと思っている。
つまり、間違えた問題をどう処理するかで、成長速度が変わる。
② 間違えたら、ケータイ司法書士の左ページで確認
答練で間違えた問題が出たら、まずケータイ司法書士を開く。
そして該当箇所の左ページ(解説)を読んで、
「これはケータイ司法書士の説明で解ける問題だったか?」
という視点で確認する。
ここでポイントになるのは、単に知識を読むことではない。
「この程度の知識整理で正解できる問題だったか」をチェックすることだ。
つまり、間違いの原因が、
- そもそも知らなかった(知識不足)
- 読んでいたのに覚えていなかった(記憶不足)
- 読んでいたが理解が浅かった(理解不足)
- 問題の読み方が雑だった(処理不足)
どれなのかを見極める作業になる。
ケータイ司法書士は情報が整理されている分、この確認が非常にやりやすい。
③ 右ページで「類似問題」を探す
次に、右ページを見る。
ケータイ司法書士は左ページが解説、右ページが問題形式になっているので、同じ論点が「問題」としてどう出るかがすぐ確認できる。
ここで、
「似たような問題がすでに載っていたのに、自分はそれを落としていたのか」
ということが分かる。
もし右ページに似た問題があれば、答練の問題は「初見」ではなくなる。
そしてこの瞬間、答練の間違いが、単なる失点ではなく、次に生きる経験になる。
④ それでも足りなければVマジックへ戻る
そして最後に、ケータイ司法書士で拾えない部分があれば、Vマジックのテキストに戻る。
Vマジックは情報量が多く、体系的に整理されている。
だから、ケータイ司法書士で「ざっくり理解」した後に読むと、理解が一段深くなる。
自分の中では、
- ケータイ司法書士=高速復習・確認用
- Vマジック=深掘り・理解補強用
という役割分担ができている。
答練→復習の流れが「学習の軸」になってきた
結局、答練を受けて感じるのは、教材の優劣よりも「回し方」が大事だということだ。
答練で間違えるのは当たり前。
むしろ、間違いが出るからこそ、今の自分の弱点が見える。
そして、
- まずケータイ司法書士で解ける問題だったか確認する
- 類似問題を探して、出題パターンを整理する
- 足りない部分だけVマジックで補強する
この流れができていると、復習が迷子にならない。
LECの解説にVマジックのページが載っていないのは少し残念ではある。
しかし、それで学習効率が落ちるかといえば、そこまでではない。
Vマジックは十分に戦える教材だし、むしろ深い説明がある分、安心感もある。
今はまだ、ケータイ司法書士をメインに回しながら答練を受けている段階。
ただ、このサイクルが固まってくれば、実力は確実に積み上がっていくはずだ。
焦らず、淡々と、答練を「得点源」に変えていく。

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