もともとIT関連の仕事をしていた私としては、「リーガルテック」という言葉に敏感になる。
さらに司法書士を目指しているから、その関連は気になるところ。
どうしても弁護士におけるリーガルテックが先行しがちだけれど、司法書士、とくに商業登記あたりは、弁護士による草刈り場となりかねないだけに、司法書士にもがんばってほしい。
という気持ちも込めて、いろいろと書籍やレポートを見てみた。
1つは雑誌ジュリストの2025年4月号。
「リーガルテックがもたらす司法書士業務への影響」
という記事があった。司法書士さんが書かれたものだけれど・・・うん、短いし特にこれといった内容ではないですね。
でも司法書士以外のいろんな人がリーガルテック関連で記事を書いているので、この4月号は買いです!
あと、使えそうな書籍を本屋でちらほら探したんですけど、たとえば、最近いろいろ書籍を書いておられる松尾さんの書籍ですかね。
「ChatGPTと法律実務」
というタイトルです。目次にやたらChatGPTが出てきて、かなり執筆にもChatGPTを使った様子が見て取れます。
内容は弁護士ならでは、という感じですが、やっぱり物足りなさはぬぐえませんね。
ChatGPTを使う、というのはもうすでに、ユーザー目線なので、いまどうこういっても、どんどんChatGPTは発達するし、それ以外のツールも出るでしょう。
あまり必要以上に調べつくさなくても、気が向いたときに使う、で、無料ユーザーにこだわらず、少しは身銭を切る、ということかな。
試してなんぼですけど、あれこれと最適な解をプロンプトで調整するのもどうかと思うし。
やっぱりpythonなんかで、自作しないとなぁ。あるいは作られたものでちゃんと中身がいじれるようじゃないと、改良もできないし。
これらをみて、「そっか、これくらいなら僕にも食い込む余地ありそうだな」と不遜にも思ってしまいました。
コメント