ここのところ、また少しスケジュールが押してきました。
記述問題はそれなりに解いている。
そこは以前よりも確実に前進している実感があります。
ただ、問題はそれ以外の科目。
民法、会社法、不動産登記法、商業登記法……。
それらを同時進行で、過去問からケータイ司法書士から復習ノートまで、一気にやり直そうとしてしまいました。
結果として、完全に詰め込みすぎ。
この1週間は、目に見えて遅れ気味になっていました。
やはり一度、冷静にリスケジュールが必要です。
■ きっかけは会社法だった
今回の「暴走」のきっかけになったのは、会社法のケータイ司法書士を解いていたときのことでした。
問題を解いている途中で、ふと思ったのです。
「これって、あのテキストの、あの表に書いてあったやつだよな……」
会社法って、知識の性質が独特です。
条文を理解するというよりも、
- 機関設計の違い
- 決議要件
- 手続の流れ
- 数字や割合
- 誰が決めるか、誰ができるか
そういう「表」で整理されている事項が多い。
だから、ある程度まとまって覚えていないと、問題の解きようがない。
そして、そのとき思ったのです。
「これ、一度ちゃんと覚え直さないと無理だな」
■ 思い出す連鎖が止まらない
しかし、会社法の知識を思い出そうとすると、別の記憶も連鎖して出てきます。
「あれも覚えておく必要があるよな」
「そういえば、あれも曖昧だった」
「いやいや、あっちも重要だった」
そんな風に思い出しているうちに、今度は別の科目まで波及してきました。
民法のあの論点。
不動産登記法のあの部分。
商業登記のあの手続。
妄想のように、次から次へと「気になる穴」が浮かんできます。
そして気がつけば、僕は紙に書き出していました。
■ 「唱えれば覚える」作戦
思ったのは、
「項目だけでも列挙して、毎日唱えれば覚えられるんじゃないか」
ということ。
いわば、自分用の暗記の経文(お経)を作る感覚です。
司法書士試験の勉強をしていると、こういう瞬間があります。
理解しているはずなのに、
問題になると出てこない。
覚えたはずなのに、
数字や要件が曖昧。
そういう「記憶のまだら模様」が、ある時ふっと脳内に見えてくる。
だからこそ、
「穴のところだけを抜き出して、毎日唱えたらいい」
と思ったのです。
■ あんちょこ作りが止まらなくなった
ところが、ここからが問題でした。
「あんちょこ」を作り始めたら止まらなくなったのです。
会社法の決議要件。
機関設計。
役員の任期。
株主総会の権限。
募集株式の発行。
新株予約権。
組織再編。
書き出すほどに、気になる部分が増えていきます。
さらに、
「これは民法でも似たような感じで整理できるな」
「不登法も、申請情報と添付情報をまとめた表が欲しいな」
と、別の科目にまで手が伸びてしまう。
そして、気づけば本来の予定していたスケジュールは完全に止まっていました。
■ でも、これは悪いことばかりではない
ただ、今回の暴走には、少しだけ前向きな意味もあると思っています。
というのも、こういう感覚が出てきたのは、
「一度は勉強してきた」からです。
初学者のころは、何が分からないのかすら分からない。
しかし今は、
「あれ、これ覚えていたはずなのに忘れてる」
という形で、脳が反応するようになっている。
つまり、知識がゼロではなく、どこかに引っかかりがある。
それが「記憶のフック」になる。
この感覚は、勉強が進んでいる証拠でもあります。
■ 網羅的な絨毯爆撃は無理だ
とはいえ、現実問題として、
全部を完璧にやり直すような勉強は、時間がかかりすぎます。
司法書士試験は範囲が広い。
そして記述もある。
網羅的に「全部やる」という発想で進めると、終わりが見えなくなる。
完璧すぎる勉強は、むしろ毒になる。
だから、ここは割り切りが必要です。
■ まずは「ケータイ司法書士の未消化」を埋める
改めて冷静に見直してみると、ケータイ司法書士でも、まだ解けていない部分がありました。
やるべきことは、まずこれです。
「あれもこれも覚えたい」という妄想の世界に入る前に、
まずは、
まだ解けていない問題を解けるようにする。
これが一番確実で、成果が見えやすい。
結局、試験で問われるのは問題が解けるかどうかなので、そこに戻る必要があります。
■ その上で「気になる穴」だけを唱える
そして、それ以外の主要科目については、
妄想で浮かんできた
「あれを覚えておきたい」
と思った部分だけを拾い上げて、日々唱える。
つまり、
- ケータイ司法書士で未消化の部分を埋める(主軸)
- 気になる穴は、抜き出して唱える(補助)
この二段構えで進めようと思います。
■ 記述も止めない
そして忘れてはいけないのが記述です。
記述は、一度止めると再開が重くなる。
逆に、少しずつでも毎日触れていれば、処理スピードは落ちない。
だから、
記述もコンスタントに回し続ける。
ここは絶対に崩さないようにしたいと思います。
■ おわりに:またリスケして進もう
この1週間、スケジュールが遅れ気味になったのは事実です。
でも、その原因が分かりました。
「覚え直し欲求」と「完璧主義」が暴走した。
ただしそれは、勉強してきたからこそ見えてきた「穴」でもあります。
焦らず、網羅的に全部を潰すのではなく、
必要なところから確実に埋めていく。
そして、記述も止めずに淡々と回していく。
またリスケジュールして、前に進みます。

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