【司法書士試験】麻の苗と忍者の話。不動産登記法インプット後半戦、地道な日々の中で。

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こんにちは。
LECの森山先生の「Vマジック講座」で司法書士試験の勉強をしている司法太郎です。

気がつけば10月も後半。
不動産登記法の講義も、いよいよ後半戦に入りました。

全11回のうち、今は9回目。
あと数回で完走です。
長かったような、でも振り返ると一瞬だったような、そんな不思議な感覚です。


■ 答練、2週間分ペンディング中。

最近はどうしても時間が足りなくて、
記述の答練が2週間分ほどペンディング中です。

正直、少し焦ります。

「やらなきゃ」と思いつつも、
インプット講義の予習・復習だけで一日が終わってしまう。

今の僕の一日は、こんな感じです。

  • 朝:テキストを読んで、予習。
  • 昼:講義動画を視聴(1ユニット1時間)。
  • 夕方:問題を解いて、できなかった箇所をノートにまとめる。

1日9時間の勉強時間の中で、インプット・復習・整理を繰り返す。
答練まで手が回らないのも、今の段階では仕方がないのかもしれません。

でも、決してサボっているわけじゃない。
自分なりに、毎日一歩ずつ前へ進んでいます。


■ 「今は貯める時期」だと思っている

答練は一時ペンディング。
でも、これは「逃げ」ではなく、「戦略的な保留」です。

インプットが中途半端なまま答練に突入しても、
結局は「わからないことの確認作業」で終わってしまう。

だったら、今は腰を据えて知識を定着させることに専念する。
ある程度の理解が積み上がってから、一気にアウトプットで整理する。

僕の中では、そういう位置づけです。

焦らず、腐らず。
“貯める時期”を大切にする。

そう思えるようになったのは、
この数ヶ月、Vマジック講座と付き合いながら、
自分なりの勉強リズムを掴んできたからかもしれません。


■ 1日1ユニットペースの現実

森山先生の「不動産登記法」は、全11回構成。
1回あたり3ユニット。
つまり、33ユニット分の講義。

理想を言えば、1日に2〜3ユニット進めたい。
でも現実は、1日1ユニットが限界です。

動画を1時間見て、
テキストを確認しながら、
問題集を解き、
間違った問題をピックアップして、
ノートにまとめる。

この「復習ノート作り」が、なかなか手間がかかる。

でも、ここが僕にとって一番大切な時間でもある。
単に“知識を入れる”のではなく、
「自分の言葉で整理する」ことで、ようやく頭に残る感覚があるんです。


■ 麻の苗と忍者の話

そんな毎日を送っているうちに、ふと昔読んだ話を思い出しました。

――忍者が跳躍力を鍛えるために、麻の苗を植えて、毎日飛び越える。
最初は簡単に飛び越えられるけれど、
麻は日々少しずつ成長する。
それでも毎日欠かさず飛び続けるうちに、
いつの間にか、背丈ほどに伸びた麻をも軽々と飛び越えられるようになっていた。

あの話、子どもの頃は「へぇ〜」くらいにしか思っていませんでしたが、
今になって、ようやくその意味が分かる気がします。

勉強も、全く同じなんですよね。

毎日少しずつ、
「今日はここまでしかできなかった」と感じながらも、
その“少し”を積み重ねること。

気がついたときには、
想像もしなかった高さに到達している。

まさに、麻の苗のように。


■ 勉強に“ドラマチックな瞬間”はない

司法書士試験の勉強って、地味です。
派手な達成感も、劇的な瞬間もない。

たまにSNSで「今日は10時間勉強した!」という投稿を見かけると、
つい自分と比べてしまうこともあります。

でも、最近は思うんです。

「地味な一日こそ、未来の力になる」って。

忍者だって、最初は麻の苗が小さくて、
ジャンプしても何の意味があるかわからなかったはず。

でも、“毎日やること”が一番強い。

勉強も同じで、
派手さはなくても、
毎日の積み重ねが確実に力を育ててくれる。


■ ときどき、街へ出ることも大事

そんな中でも、最近は“気分転換”も意識的にしています。

カフェに行ったり、
街をぶらぶら歩いたり、
映画を観たり。

一日中机に向かっていると、
頭の中が固まってしまうんです。

外に出て、風に当たると、
「あ、こういうことか」と思考が整理される瞬間がある。

心と体のリズムを整えるのも、立派な勉強の一部。

“勉強だけで完結しない日々”が、
意外と長い目で見れば効率を高めてくれるんですよね。


■ 「今は麻の苗」だからこそ

今の自分をたとえるなら、
まさに麻の苗の成長初期。

地面に小さな芽が出て、
そこに毎日飛び越える練習をしているような状態。

誰から見ても、変化なんて見えない。
でも、自分の中では確実に、
少しずつ“ジャンプ力”がついてきている感覚がある。

理解できる範囲が広がったり、
以前は見落としていた論点が見えるようになったり。
そういう小さな成長を実感できるのが、
今の励みです。


■ 忍者のように、静かに強く

司法書士試験の勉強は、マラソンのようなものだと言われます。
でも、僕にとってはむしろ“忍者の修行”に近い気がします。

地味で孤独だけれど、
毎日の鍛錬の中に確実な手応えがある。

派手さはなくても、
誰にも見えないところで積み重ねる力こそ、
本番での強さにつながる。

だから今日も、机に向かう。
一見変わらないように見える一日を、
丁寧に積み重ねていく。


■ 終わりに:いつか飛び越えられる日まで

麻の苗は、いつの間にか背丈を超える。
でも、毎日跳び続けた忍者は、それを軽々と越えられる。

僕も、そうありたい。

今はまだ、結果が見えない。
答練も遅れがち。
それでも、
「地道に続けている自分」を信じて、前に進む。

焦らず、怠らず、
今日も一歩ずつ。

麻の苗のように静かに成長し、
いつか本試験という“壁”を、
軽々と飛び越えられる日が来ると信じて。


🌿 今日のひとこと

「焦るな、止まるな、今日の一歩が明日の跳躍になる」

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