【司法書士試験】精撰答練[頻出論点記述編]第2回を終えて。―0点から40点へ、わずか1週間の成長記録―

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こんにちは。
今日は、LECの「精撰答練[頻出論点記述編]」を2回まで終えたところでの、今の正直な気持ちを残しておこうと思います。


◆第1回は惨敗…0点スタートの現実

いやぁ……本当に、ボロボロでした。
採点が100点満点換算でいうと、あれはもう「0点」でしょう。
答練の冊子を開いた瞬間に、あの独特の“記述の壁”が立ちはだかる感覚。
どこから手をつければいいのかも分からず、頭が真っ白になる。

昨年も一応、記述の勉強をしていたはずなんですが……
今振り返ると、あれは“勉強した気になっていただけ”だったなと思います。

特に商業登記。
完全に壊滅状態でした。

会社法や商登法の条文を読むにも、どこに何が書いてあったか思い出せない。
登記の事由も、登記すべき事項も、全部あやふや。
答練の問題を前にして、ただ時間だけが過ぎていく……
そんな「沈黙の90分」でした。


◆それでも、人は変われる。1週間で見えた光

ただ、その「0点の答練」から1週間。
あの惨敗をきっかけに、僕の中で何かが変わりました。

第2回の答練を受ける前に、前回の復習を徹底的にやってみたんです。
といっても、実質2日間くらいしか時間は取れませんでした。
それでも、前回間違えた箇所を中心に、
「登記の事由」「登記すべき事項」「登録免許税」「添付書面」
この4つのポイントを軸にして、徹底的に整理してみた。

すると――驚いたことに、解いている最中に「部分的に分かる感覚」が戻ってきたんです。

これまでは“全滅”だったのが、今回は“ところどころ当たってる”。
答案を見直すと、明らかに点が入る箇所がいくつも出てきていました。
感覚的には40点くらい。
まだまだ合格には程遠いけれど、確実に一歩前進です。


◆思い出す感覚――「昔やったことが蘇る瞬間」

この1週間の中で、何よりも印象的だったのは、
「昔やったことが蘇る感覚」でした。

人間の記憶って本当に不思議で、
一度は消えたように思えても、刺激を与えるとちゃんと目を覚ますんですね。

「この登記の事由、どこかで見たな」
「添付書面にこの書類が要るって、前にも出てたような…」
そんな風に、“断片的な記憶”がつながりはじめる。

最初はバラバラだった知識が、
だんだんと体系的に整理されていくのが分かる。
「勉強ってこういうことなんだな」って、久しぶりに思いました。


◆商業登記という難敵との再会

それでも、やっぱり商業登記は難しい。
条文の構造が複雑で、似たようなパターンも多い。

でも今回の復習を通して、ようやく「怖さ」が少し薄れてきた気がします。
以前は、「分からないから手をつけたくない」だったのが、
今は「分からないから調べてみよう」に変わってきた。

これは大きな進歩だと思うんです。

実際、第2回の答練でも、商業登記の添付書面で正解した部分がいくつかありました。
その瞬間、思わず「おっ!」と声が出ました(笑)。
小さな一歩でも、自分で掴んだ正解はやっぱり嬉しい。


◆ゴールはまだ遠い。でも道は見えてきた

正直に言うと、合格までは果てしなく遠いです。
答練の成績で見れば、まだまだ“基礎段階”にも届いていないかもしれません。

でも――
たった1週間で「0点 → 40点」にまで感覚が変わったこと。
これは、数字以上の意味があると思うんです。

司法書士試験は、地味で長い戦い。
「今日やったことがすぐに点になる」なんてことは滅多にない。
だけど、確実に“成長”は積み上がっていく。

今回それを、久しぶりに実感しました。


◆今後の課題と目標

これから先は、ただ「講義を聞いて終わり」ではなく、
答練 → 復習 → 再確認 → 再挑戦、
このサイクルをしっかり回していくことが大切だと痛感しています。

特に記述問題は、“理解”よりも“再現”。
「どう書けば点が入るのか」という“答案力”を磨く必要があります。

そのために、

  • 問題文の読み方
  • 答案構成の手順
  • 書き方のパターン化
    この3つを意識して、次の答練に臨もうと思っています。

◆0点でも、始めた人は強い

思うんです。
「0点」って、実はすごく貴重な経験なんじゃないかと。

0点の悔しさがあるからこそ、1点でも取れた時の喜びが大きい。
0点の現実を受け入れた人だけが、次のステップに進める。

僕は今、まさにその入り口に立っているのかもしれません。


◆最後に:一歩ずつ、積み重ねていこう

この1週間で感じたのは、
「やれば、ちゃんと変わる」ということ。

努力って、すぐには結果に出ないけど、
確実に自分の中に“変化”を起こしてくれる。

ゴールはまだ遠くても、
いまこの瞬間の“成長”を感じながら歩いていきたい。

次の第3回の答練では、
「部分点」ではなく「正答」をいくつか取れるように――
そう思いながら、また机に向かいます。


0点から40点。
ほんの小さな数字の変化かもしれません。
でも、僕にとっては大きな一歩。

司法書士試験まで、あと9か月。
ここからどこまで伸ばせるか。
一歩ずつ、積み重ねていきます。


📚✨読んでくださってありがとうございました。
同じように答練で苦しんでいる方へ。
「0点でも、まだ始まったばかり」です。
一緒にがんばっていきましょう。

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