司法書士試験の勉強を始めてから、毎日がテキストと向き合う時間の連続です。
LECの「Vマジック攻略講座」も、すでに第3回分まで配信が終了しました。いよいよ明日は第4回。今日はその前に、第3回の内容をしっかり復習しておこうと机に向かいました。
とはいえ、勉強ばかりでは心が硬くなってしまいます。今日はたまたま余裕があったので、久しぶりにパートナーと薬膳ランチへ出かけることにしました。勉強にとって「余白」も大切だと、最近はつくづく感じています。
◆ 学びを定着させるための「余裕」
司法書士試験の勉強は、範囲が広く、細かい知識の積み重ねが必要です。講義を聞き、テキストを読み、演習問題を解く。その繰り返しで知識は定着していきます。
ただ、人間の頭は不思議なもので、詰め込みすぎると逆に整理が追いつかなくなります。
だからこそ「余白の時間」を意識して作ることが大切だと思うのです。今日はその余白を、薬膳ランチという形で楽しみました。体に優しい食事をとると、心もほっと緩みます。
◆ フリートークが生む“実力試し”
食事をしながら、ふと話題が相続登記に及びました。
「相続登記って、他人が勝手に書き換えたりできるの?」とパートナー。
そこで、債権者代位の話になりました。債務者が自分で動かないときに、債権者が代わって登記申請をすることができる――といった仕組みを説明しました。
「え〜、そんなことできるんだ」と驚くパートナーに、実務的な背景や制度趣旨をできる限りわかりやすく説明していく。これは意外といいトレーニングになります。
なぜなら、こうした“フリートーク”では、テキストを読んだ順序どおりに説明できるわけではなく、その場の流れや質問に応じて、自分の中の知識を整理し直す必要があるからです。つまり総合力が試されるのです。
◆ 講師のように語れる力を
本当の理解とは、どんな角度からでも自由に語れることだと思います。
受けた授業の内容を、まるで自分が講師になったつもりで、自分自身に説明してみる。これができれば、知識は単なる断片ではなく、体系として身についていると言えるでしょう。
今回の相続登記の話題も、まさにその実践でした。日常会話の中で法律の知識を自然に説明できたことで、自分がどの程度理解しているのかを確認できましたし、逆に説明が詰まった部分は「ここがまだ弱いな」と気づくきっかけにもなりました。
◆ 勉強と生活の“重なり”
試験勉強というと、机に向かってテキストと格闘するイメージが強いですが、実際には日常生活の中にも多くの学びの機会があります。
例えば、買い物の途中で見かける広告の契約条項、ニュースで流れる企業法務の話題、友人や家族との会話の中に出てくる相続や不動産の話。そうした一つひとつが、実は勉強の延長線上にあるのです。
勉強と生活が重なる瞬間は、知識を単なる暗記から「自分の言葉」に変えるチャンスだと思います。
◆ これからの勉強に向けて
明日は「Vマジック攻略講座」の第4回を控えています。これまでの内容をしっかり復習し、次につなげていきたいと思います。
ただ、その一方で、今日のような“余白”の時間をこれからも大切にしていきたい。勉強に集中する時間と、リラックスして日常を楽しむ時間。その両方があってこそ、学びは深まっていくのだと実感しています。
薬膳ランチを楽しみながらのフリートークは、思いがけず自分の理解度を確認できるいい機会でした。こうした時間を積み重ねながら、「どんな角度からでも語れる力」を養っていきたいと思います。
◆ おわりに
司法書士試験の勉強は長い道のりです。
時には不安になり、時には焦りもします。それでも、こうして一歩ずつ、自分の生活と学びを重ね合わせていくことで、着実に前へ進めるはずです。
今日の学びは、「余裕の時間こそ勉強を強くする」ということ。
明日の講義を楽しみにしながら、また新しい発見を積み重ねていきたいと思います。
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