Vマジック復習ノート作り、残り5ユニットを仕上げて感じたこと

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今日は、司法書士試験に向けて取り組んでいる「Vマジック攻略講座」の復習ノート作りで、残っていた5ユニット分を一気に仕上げることができました。
これで、最初に立てた計画通り、ひとまずここまで受講した2回分の範囲の一巡のノート作成が完了。やっていて楽しくてしょうがない作業でした。

「ノート作り」といっても、単なる板書の写しや要約ではありません。自分なりの工夫を詰め込んだ、いわば“圧縮された知識の宝箱”のようなノートです。右ページには問題集から切り取った問題を貼り付け、左ページには自分がつまずきやすいポイントを小さな文字でびっしりと書き込み。さらに、下書きを一度白紙にして清書するという、まるで作品づくりのような手順を踏んでいます。時間はかかるけれど、その分、自分の頭の中に定着していく感覚があります。

そんな楽しい作業を通じて、いくつかの気づきがありました。

1.民法は「すでに持っていた知識」を省くことでノート化できた

今回取り組んだのは民法。司法書士試験の科目の中でも比較的得意で、これまでにある程度勉強を積み重ねてきた分野です。
だからこそ、復習ノートを作るときに「これは理解できる」「ここは一度解いたことがある」といった感覚がありました。

つまり、今の時点でノートという形に落とし込むことができたのは、すでに知識があったからこそ。
逆に言えば、もし不得意分野だったら、そもそも理解が追いつかず、「どれもわからない」「どこをまとめればいいのかわからない」となってしまったはずです。

この作業は、知識がある程度そろっている分野であれば“まとめ直す”ことで威力を発揮する。けれど、全く理解がない状態ではノートを形にすること自体が難しい――そんな当たり前の事実を、改めて実感しました。

2.復習ノートだけでは「細部が抜け落ちる」

もう一つの気づきは、復習ノートに書き込んである内容だけでは、どうしても細かい情報が抜け落ちてしまうということです。
司法書士試験のテキストは、条文・判例・趣旨・細かい要件など、とにかく情報量が膨大。ノートにまとめる段階では、自分が苦手な部分や重要だと思った部分を中心に取捨選択するため、必然的に省かれる情報が出てきます。

だから、仮に「復習ノートをマスターした」としても、それだけではまだ足りない。最終的には、テキストそのものに立ち戻って、抜けている部分を確認し、満遍なくインプットする必要があります。

ただ、ノートの存在は“道標”として非常に心強いです。取りこぼしや弱点部分をピックアップして補完できる。つまり、テキストを読んで知識を増やす前に、「自分の理解の穴」を可視化して埋めていくことができるのです。

3.楽しめることが最大の武器

今回、復習ノート作りを進めながら、何よりも強く感じたのは「楽しんでできている」という事実でした。
この「楽しさ」は決して軽視できません。

勉強は、ときに苦しい作業です。特に司法書士試験のような長期戦では、「今日はやりたくない」「眠い」「気分が乗らない」といった日が必ずやってきます。そんな中でも、もし自分が「ノート作りが楽しい」「知識をまとめること自体が面白い」と思えるなら、それは大きな強みになります。

楽しめるということは、それが自分にとって得意であるサインでもあります。しかも、効率よく吸収できている可能性が高い。もしかすると、同じ勉強をしていても、他の人よりスピード感を持って進められているのではないか――そんな妄想すらしてしまいました。

もちろん、油断は禁物です。司法書士試験は範囲が膨大で、ほんの一部を得意にしただけでは合格には届きません。けれど、この「楽しんでいる自分」を大切にしていけば、長い受験生活を乗り越えるための強いエネルギーになるのは間違いありません。

4.今後の学習戦略へのヒント

今回の経験を踏まえると、今後の学習における方向性が少し見えてきました。

  • 得意分野(民法など)
     復習ノートで整理 → テキストで細部を補完 → 問題演習で確認
  • 不得意分野(会社法や民訴など)
     まずテキストを一通り読み、理解の基盤を作る → その上で弱点を復習ノートに落とし込む

つまり、得意分野と不得意分野で「ノート作りのタイミング」を変える必要があるということです。得意な分野ではノート作りが理解の整理に役立ちますが、不得意分野では“理解の基盤ができてから”でないと効果が薄い。

この見極めを間違えないことが、今後の効率的な学習のカギになると感じました。

5.「楽しんだもの勝ち」の精神で

司法書士試験は難関です。合格率3〜4%前後という数字を前にすると、誰しもプレッシャーを感じます。
でも、数字だけにとらわれて「苦しまなければならない」と思い込む必要はないのかもしれません。むしろ、「楽しんだもの勝ち」だと考えた方が、ずっと前向きに取り組める気がします。

今日の自分は、まさにその感覚でした。ノート作りという作業が楽しくてしょうがない。そんな気持ちで取り組めたこと自体が、一つの成果です。

司法書士試験に挑む道のりは長いけれど、「楽しめている自分」を信じながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。


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この記事を読んでくださっている方の中にも、司法書士試験や他の資格試験に挑戦されている方がいるかもしれません。もし勉強が苦しいと感じたら、「どうすれば楽しくできるか?」という視点を一度持ってみてください。勉強そのものを遊びや作品づくりのように工夫できたら、きっと長く続けられるはずです。

私自身もまだ道半ばですが、この「楽しさ」を武器にして、必ず合格までたどり着きたいと思います。

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