今朝の日経新聞の一面にこんな記事があった。

記事によると、「特に50代は転職者が過去6年で4倍になる」らしく、その原因は、ビズリーチの人によると
大企業などで年功序列型の賃金制度が崩れる中、世の中にインパクトを与え、実力次第で給料も上がる新興企業の魅力が増している
とのこと。
とはいえ、若い人が多いスタートアップ、世代ギャップで意思疎通が難しい問題もあったり。
かといって、若い人に、いろんな企業ならではの在庫管理、交渉など調達業務が得意かというと難しい。
以前、中国とかで家電の開発をするのに、とりあえず引退した、あるいはもう少しで引退する日本の大手家電メーカーの技術者を引き抜いて、数年で使うだけ使ってさよなら、って記事があった。
今はもう、中国がリードしている状態で、日本の方が中国に学ばなくてはいけないかもしれないほどの逆転現象が起きている気もする。
で、話を戻すと、そう、スタートアップ。
ただね、そのスタートアップの人たちにとっては必要なシニア人材、同じ50代の私からすると・・・
これってね、企業の歯車で生きてきたしがないサラリーマン、個人事業種として飛び出そうにも潰しが効かないこの歯車としての長年の経験、それを利用しようということでしょ。
結局若い会社の歯車になるわけだから、やっぱりなんかねぇ。
でもこれって、まぁ私も第二次ベビーブームの世代、就職氷河期とか、我々の世代が通る時代は常になんらかの軋みが生じてしまう。
年金も減るんでしょう、どうせ。
そして、普通なら会社で出世していくはずの優秀なシニア世代も、あまりに人が多いのと、かつてほど企業に力がないから、あぶれてしまうわけだ。
そりゃあ今の若手を雇うより即戦力になるでしょう。
やる気をまだキープしているのであれば。
でもこれだけ人数多いから、そんな人、探せばいるはずだし。
うーん、いいように扱われているなぁ
だから僕は、この記事を見て、うん、今、まずは資格を取って、数年で開業して、そこから自分らしい会社にしていこうと考えるこのアイデア、悪くないなと改めて思ったわけ。
ということで、今朝の日経新聞朝刊トップ記事は、私に勇気を与えるものでした。
オワコンと言われる新聞も、こうやって朝、家に届いて、物として目の前に現れ、僕にトップ記事としてインパクトを与えるという役割はあるかも。
(もうヴェリタスは紙で無くなるらしいけど・・・)
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